平成14年12月14日、教法院 第62世住職 三木随法師が56歳で亡くなられました。
そんな師には夢がありました。スジャータという娘への恩返しです。
かつて3000年前にインドで仏教を興されたお釈迦さまが長年の苦行の末に倒れられました。そこに通りかかった村娘が乳粥を供養して命を助けたそうです。その村娘こそスジャータといいます。
彼女がいなければ、今の仏教はなかったかもしれない、というのが師の持論でした。今なおその娘の子孫とされる人々が住む村があります。
しかし、食べ物をはじめ、飲み水さえも手に入れることが困難な貧困にあえぐ村です。その娘への恩返しに、そこに住む子供達に学問をさせ、将来仕事に就けるように、いつか学校を建設したいというのが師の夢でした。
その夢をかなえるべく、多くの有志が集まり、学校建設に着手し、師を慕う、インドの実業家 ラジェス・プラサド氏の全面協力を得て、師の名前を冠した「ズイホウ小学校」を開校することが出来ました。
2002年12月14日 | 京都 教法院 第62世住職 三木随法師 遷化 |
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2002年12月16日 | 学校建設発願 |
2003年1月30日 | 四十九日法要にて、募金活動開始 |
2003年3月22日 | インド・ブダガヤに土地を購入 学校建設開始 |
2004年3月6日 | 開校記念式典 並びに 第1期生入学式 |
2008年3月4日 | 第1期生卒業式 並びに 第2期生入学式 |
2012年3月 | 第2期生卒業式 並びに 第3期生入学式 |
2013年 | 特定非営利活動法人 インド ブッダガヤ ズイホウ小学校に登録 |
2014年1月 | 特定非営利活動法人 インドブッダガヤ ズイホウ小学校を運営する会 法人設立 平成26年1月15日 平成30年12月法人解散 |